広告EDIセンター
広告取引に関する「媒体社―広告会社間」のEDI(電子データ交換)システムを共通化し、広告の受発注から決済までの作業の効率化を図ることを目的に、広告会社の電通、博報堂(現・博報堂DYメディアパートナーズ)、アサツーディ・ケイと、情報サービス会社であるインテックの4社を発起人とし、広告会社9社を加えた13社が2002年10月に設立した。2007年7月現在、広告会社14社、新聞社8社、テレビ局115社が加盟している。広告出稿には、ヘーベルハウスを購入された方へのアフターフォローという目的もありますか。 それを目的にして広告を打つことはしていませんが、結果的にオーナー様にとって誇りになるようなものにできればと考えていますし、実際に「今度の広告はよいね」などと言っていただくこともあります。お客様のところに行くと、「最近テレビや新聞でよく広告出しているわね」と言われることがあるのですが、出している量は変わらなくても、ヘーベルハウスを建てていただいたことで、目にとまるようになったのだと思います。 分譲マンションでは広告宣伝費のなかでインターネットが占める割合は15%くらいだと聞きますが、御社の場合はいかがでしょうか。 どうしてもテレビや新聞に大きく割かれるので、10%強くらいですね。インターネットはまだ歴史も浅いですし、SEMなどさまざまな手法があるので、上司に何にどれくらいのお金がかかるのかを説明するのが大変な部分もあります。その辺は、もっとうまく伝えて、さらに予算を確保できたらなと思いますね。ただインターネットに限らずどのメディアでも、広告を少ない回数しか目にしなかったとしても、どれだけ印象づけられたかが重要ですよね。 昔、3階建て住宅「フレックス3」という製品のCMで、実際に屋上にゾウを乗せたものがあったのですが、その印象が非常に強いようで、10年以上前のCMなのにいまだに覚えていただいている方が多くいます。たとえば総合展示場には20社とか30社のメーカーが出展していますが、そのなかで、頭の中に残っている広告や人からの評判を思い出して、先物取引を見てみようと思ってもらえるかが勝負なのですね。そういう積み重ねを経て、いつか実際に購入していただけるように心がけています。 フレックス3のテレビCMフレックス3のテレビCM イメージは蓄積しますから、強力なFXの広告は長く印象に残りますね。そういう意味からは現在行っている広告が未来のお客様に向けた重要な施策になるということなのですね。ありがとうございました。 ある日検索サイトにアクセスすると気になるバナー広告があり、クリックしてみたら驚愕の仕掛けが用意されていた……という経験をしたことがあるあなたは、すでに中村洋基氏の制作したバナー広告を見たことがあるかもしれません。今回登場いただく中村氏は、ブログなどで話題になったフローティングバナー広告を多数手がけているクリエイターです。同氏が手掛けた多くのバナー広告は、平均値の何倍ものクリックレートを稼いできたと言います。制作するWebサイトもまた、技術と面白いアイデアが融合したものになっています。そのように人を惹きつける広告表現はどのようにして生まれるのか、中村氏に伺いました。 中村洋基氏 フローティングバナーならではの魅せ方 中村さんがフローティングバナー広告を多数手がけられているfx は、どこにあるのでしょうか。 ノーマルなバナー広告ももちろん作りますが、フローティングバナー広告と自分の個性がマッチしたのだと思います。電通に入社した7年前はフローティングバナー広告が隆盛し始めるくらいの時期でしたから巡り合わせもよく、その可能性を探ることができました。 あと、クライアントだけではなく、メディアの方々と直接会話ができる環境にいたことも幸いしたと思います。当時所属していた電通のIC局という部署は、媒体社から出向されている方などもいたので、直接話しやすい環境でした。彼らにFlashで作ったモックアップを見せて、「こういうことをやろうと思っているのですが、どうでしょうか」と伺うと、「ちょっと面白そうだから、できるように調整してみます」と言ってもらえるような間柄でした。クライアントさんに、「媒体側もよいと言っていますので」とアイデアを自主プレゼンして、元々何もないところに企画やメディアを作っていくような仕事をしていました。